謝罪をしても、何度も同じミスを繰り返してしまう
そういう人の『すみません』は、謝っているのではありません。
そう言えばその場が済むと思って発している言葉です。
自分がミスをして悪いと思っている、非常に落ち込んで反省している。にも関わらず、
“謝罪をして早くこの場をおさめよう”
と無意識で考えてしまっています。
なぜ済ませようとするのか?
『また自分は同じ失敗をするだろう』
とこちらも無意識で予測してしまっていて、どうせまた失敗するのだからと、きちんと対策を練りミスと向き合っていないからです。
1.同じミスを繰り返す
↓
2.注意を受ける
↓
3.いつかまた同じミスをするだろうから、今は謝るしかない
↓
4.謝った。反省した。解決した。
↓
1.に戻る
この悪循環だといつまでも同じミスを繰り返し続ける、ダメな人になります。
ダメな行動を見直し、ダメ人間から脱却しましょう。
「エビングハウスの忘却曲線」
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは、時間経過にともなう人間の記憶の変化を研究しました。
それによると、人間は
・20分後には42%忘れる
・1時間後には56%忘れる
・9時間後には64%忘れる
・1日後には67%忘れる
・2日後には72%忘れる
・6日後には75%忘れる
・31日後には79%忘れる
という研究結果が出たそうです。
私たちが考える以上に、人は忘れる生き物のようですね。
ミスを繰り返してしまう人は、特に『人は忘れる生き物だ』ということをしっかり意識して、対策していきましょう。
自分がダメ、自分だけが忘れやすいから失敗する、のようなネガティブ思考をすると、
自分だけが忘れる
↓
そんな自分はどうせまた失敗する
と、上で出た悪循環に陥りやすくなってしまいます。
人は忘れる生き物なのだから、忘れないようにメモをとるようにしましょう。
メモの取り方
メモを取っても結果が変わらない、という人のメモは、書いてあることが支離滅裂だったり意味不明だったりします。
ただ聴き取った内容を文字にして並べるだけでは、理解したとは言えないでしょう。
ここで重要なのは、他人でも分かるように書く、と言う点です。
他人が読んでも理解できると言う事は、他人に教えることができるレベルまで、まずは自分自身が理解をしている必要があります。
他人に何かを教えていると、自分でも理解できていなかった点が浮き上がってくることがあります。分からない部分を洗い出すというのは、重要なことですね。
他人に教えようとするということは自分がしっかり理解することになります。
しっかり理解した上で、正しいメモを取りましょう。
そして、メモには
- 自分が何を感じたか
- 何に気付いたか
- という点も付け加えておくと、自分が内容を消化することにもなります。
メモを読み返す習慣をつける
きちんとメモを取れたとして、次はメモをどう活用するかです。
せっかくきちんと理解したメモを作ることができても、それを活用できなかったら、メモも時間も無駄になってしまいます。
毎日決まった時間にメモを読み返す習慣をつけ、忘却曲線に負けないよう記憶をしっかり定着させましょう。
起床後や始業前、寝る前など、毎日決まった時間にメモを見返すことを習慣づけます。
スマートフォンで取ったメモなら、帰宅や出勤時の電車内など効果的です。
余裕があれば見返したときに追加で記入したり、新たな疑問点に気付けることもあります。
人間は忘れる生き物なんだと考えて、メモを見返す時間を決めたらアラームをセットしましょう。
ぜひ、今日から。忘れないうちに今すぐ、アラームをセットしてみてはいかがでしょうか。
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