近年 “大人の発達障害” というキーワードをよく耳にします
大人の発達障害とはどのような特性があるのでしょうか。
ここでは大人の発達障害について簡単に、特性について解説していきます。
発達障害とは、脳の情報処理や制御に偏りが生じ、日常生活に支障をきたす状態のことをいいます。
決して本人の性格や親の育て方によって、発達障害になるわけではありません。
発達障害という概念がなかった時代には、風変りな子どもや人、変わった人といった扱いを受け、非常に生きづらい思いをしてきた人も少なくありません。
発達障害の多くは子どもの頃に気付きます。
しかし、発達障害は人により症状の程度に幅があります。
また、状況により出方が変わる症状もあります。
症状が軽度である場合、子ども時代は発達障害に気付かれないまま過ごすこととなります。
しかし就職や結婚・恋愛などの過程で仕事や対人関係がうまくいかなくなると、「自分はどこか人とズレている」という違和感や「生きづらさ」を抱えてしまい、大人になってから発達障害を指摘されたり、自覚したりする人や、それに伴い鬱病や対人恐怖症、不安障害などを発症してしまい、それがきっかけで発見される人などが増えているのです。
近年では、こういった成人になって初めて発達障害と診断される方も注目されるようになりました。
「発達障害」は医学的には脳機能の障害です。
発達障害の方は、円滑に「コミュニケーション」をとったり、「ミス・抜け漏れ」なく作業をしたりすることに他の人よりも難しさを感じています。
発達障害の方は努力不足な訳ではなく、むしろ「真面目」「表裏がない」性格です。
しかし、結果が伴わないため「努力が足りない」「ルーズである」などと勘違いされやすいのです。
「発達障害」は複数の障害を一つのカテゴリーにまとめた総称です。
発達障害に含まれる主な障害として以下4つの種類があります。
ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群・広汎性発達障害)
・グループ行動が苦手
・やり取りが噛み合わない
・言葉をまとめて伝えることが難しい
・人の話に関心を持てない
・自己流で物事を進める
ADHD(注意欠如多動性障害)
・細かい注意を払うことができない
・注意力を持続させることが苦手
・忘れやすい
・計画をたてることが苦手
・手足をソワソワと動かしたり、座っていてもモジモジ動いてしまう
LD (学習障害)/ SLD(限局性学習症)
・文字や単語、文章を読むときにミスが多い・遅い
・意味を読み取って理解することが難しい
・発音が正確でない
・文字や文章を書くことが苦手
・数の概念、数値、計算を学ぶことが難しい
DCD(発達性協調運動障害)
・身体を動かすことが苦手。特に球技は嫌い
・身体の動きがカクカクする。ロボットのようだと言われることがある
・不器用で細かな作業が苦手
発達障害は“心の病”(精神疾患)ではなく、先天的な脳の機能による“認知障害”です。
しかし、周囲に発達障害の特性を理解してもらえないことで思い悩み、それが原因で二次障害として鬱などの心の病も抱えてしまうケースが非常に多く見られます。
発達障害を理解するのは簡単ではありません。
中には複数のタイプの発達障害や知的障害を抱えている場合もあり、一人の中でさまざまな症状、特徴を持っていることでさらに理解することが難しくなっています。
発達障害は、障害なのか?個性なのか?線引きが難しい障害です。
そして、早い段階からそれぞれの特性に合わせた支援を受けることが大切だといわれています。
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